中国が原産だか、英名をジャパニーズ・バナナといわれている。高さは2〜３mで更に大きな葉をつける。花や果実はバナナに似ているが、食用には不適。沖縄県では、現在でもバショウの繊維を利用した衣類や工芸品が作られている。本州でも山間部の人家や田畑に近い所でまれに見る。

　刺は見ると痛々しいが、さほど痛くはない。別名【トゲソバ】。ママコノシリヌグイという名は、ヘクソカズラとならんで二大悪名。

　花期は8～9月。写真は蕾の状態。茎先に球形で大型の複散房状の花序を作り、淡黄緑色の花を密に付ける。花弁は5個で離生して平開し、先は鋭頭。雄しべは10個あり、花糸は花弁より長い。雌しべは5個。

　花期は8～10月。高さは1～2mほどになる。葉は対生し、短い葉柄をもつ。形は卵状長楕円形で先が短く尖る。頭花は、ややまばらな房状につき、少数の筒状花からなる。形態に変異が多いが、これほど花茎が分枝するのはあまり見られない。？

イモカタバミ（芋片喰）

カタバミ科　カタバミ属

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　戦後に観賞用として導入され、以降国内に広く帰化している。日本での分布拡大は、園芸利用されていたものが野に逃げたと考えられている。

カキドオシ（垣通し）

シソ科　カキドオシ属  

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　蔓性の多年草。花後の茎が伸張するにつれて蔓状になって、地面を長く横に這い、節の所々から根を下ろして、長さ１m 以上になる。道路に出て大丈夫か。

　つるの長さは、2～４m。茎の基部が木質化する。茎の先端や葉腋から3出集散状の花序を出し、径1.5-２㎝の白色の花を多数付ける。十字形の4枚の花弁に見えるのは萼片で、花弁はない。雄しべ、雌しべは多数ある。同属のセンニンソウに酷似。

　日本では愛知県、岐阜県、広島県と九州で見られる。九州中部の九重山から阿蘇山周辺の草原では、元々自生していたが、今では種を蒔いて増やした株も見られる。

　花冠は黄色で、長さ１０～１５㎜。萼よりやや長く、筒状の唇形になり、先端は5裂する。雄しべは4個あり、下側2本は長く、上側2本は短い。

ノブキ（野蕗）

キク科　ノブキ属

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イノコヅチ（猪子槌）

ヒユ科　イノコヅチ属

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コニシキソウ（小錦草）

トウダイグサ科　トウダイグサ属

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ニラ（韮）

ヒガンバナ科　ネギ属　

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　雌雄異株。雄花序は枝分かれして多くの花がつく。花被片は長さ1.4㎜ほど、黄色で平開し短い柄がある。雌花序は葉腋から1〜2本が垂れ下がり、花がまばらにつく、花被片は雄花と同じ大きさ。橙黄色で柄はない。

　花はすべて管状花で、舌状花はない。花が咲いても色が付くだけで、形の上では頭花の先端が若干ふくらんで見える。花冠は鮮やかな赤ではないが目を引く。雌しべの先端は二つに裂けその先端は長く伸び出し、後に巻くようになる。

　名は、煎じて飲むとその効果がすぐ現れる「実際に効く証拠」を意味して付けられた。東日本では白花が、西日本では淡紅、日本海側では紅色の花が多く分布している。混生もある。

　花期は5～6月。黄色の花を葉腋ごとに1個ずつ付ける。各所で何回か出会ったことがある。で、なんで今頃と思って、這っている茎を上げてみたら果実が付いていた。遅れ花が残っていなかったら、見落としていたと思う。名は、この果実を茄子に見立ててのこと。

　花期は7～10月。葉の間から多数の花茎が立ち上がり、高さは３０～５０㎝になり、花茎に長さ８～１２㎝の穂状花序を形成して、多数の淡紫色の小さな花を密に付けて咲かせる。

　花は長さ3〜４㎝で花弁3個、萼片3個からなる。萼片も紅紫色で花弁のように見え、下の１個は大きく袋状になり、その先端は細長い距になって巻く。この距の部分に蜜がたまる。

　果実は径5～6㎜の球形で、熟すと４裂する。中には橙色の仮種皮に包まれた種子がある。

　花期は5～8月。花序は茎の先端、及び葉腋から出て立ち上がり、上の方のものは長さ1～5㎝になる。花序の茎に段差の集散花序を作り、各段に複数の花を輪生する。

　上部の枝先に小さな頭花を1個ずつつける。頭花は径5㎜で、まわりに白色の舌状花がふつう5個並び、内側に黄色の筒状花が多数つく。酷似の〝コゴメギク〟がある。

ヒカゲミツバ（日陰三つ葉）

セリ科　カノツメソウ属　

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チヂミザサ（縮み笹）

イネ科　チヂミザサ属　

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　花期は春から秋で長く、タンポポのような花が咲く。葉には棘があるが柔らかく触っても痛くない。葉色は少し白っぽい緑で光沢はない。葉は茎を抱く。茎の高さは50～100㎝ほどで軟らかく中空である。

　茎は直立し、高さは50～100㎝になり、上部は分枝する。茎の上部につく葉は3出葉になる。小葉は広卵形から広披針形で、長さ1.5～５㎝になり、先端は次第に細くなり基部はくさび形。花期は8～10月。茎頂か分枝した先端に複散形花序を付ける。花は白色の5弁花。複散形花序の下にある総苞片、小花序の下にある小総苞片とも、線形で短い。あう合生面に4個ある。

名の由来は、やや肥大した長い根茎の形からによる。

　花期は7-8月。まばらに分枝した茎先に径15㎜になる黄色の花を付ける。花弁は5個で平開し、萼裂片は5個で花時に下向きに反り返り、副萼片5個は萼片と互生する。雄しべと雌しべは多数。集合果は径15㎜の球形で、果は紡錘形となり先がＳ字状に曲がる。

ヌスビトハギ（盗人萩）

マメ科　ヌスビトハギ属  

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クサノオウ（草の王　草の黄）

ケシ科　クサノオウ属　

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アキノタムラソウ（秋の田村草）

シソ科　アキギリ属　

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クルマバナ（車花）

シソ科　トウバナ属　

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    8月中頃になると花茎を30～50㎝ほど伸ばし、先端で枝分かれした先にいくつかの花を咲かせる。花弁は橙色が6枚。

ナンテンハギ（南天萩）

マメ科　ソラマメ属

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ヤイトバナ（灸花）

アカネ科　ヘクソカズラ属

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　別名【ヘクソカズラ】【サオトメカズラ】

　葉は対生。葉身は菱状卵形。先端は尾状に長く尖る。膜質で表面には光沢がある。裏面の脈上には白い毛がある。葉柄は長さ2〜5cm、無毛で赤みを帯びる。雌雄同株。

　茎は葉柄とともに赤い。葉は広卵形、先は３裂し、裂片の先は尾状、基部は広いくさび形、ふちは上ほど大きな鋸歯があり、３主脈が目立ち両面にまばらに寝た毛がある。雌雄同株。

ヌルデ（白膠木）

ウルシ科　ヌルデ属   

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カラムシ（苧　枲）

イラクサ科　カラムシ属

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キク科

ノコンギクの白花？

　花期は8月頃。花びらは、萼から長く突き出してその先で開く。雄しべ、雌しべは、その中からさらに突き出す。花弁は白、萼は初め緑色で次第に赤くなり甘い香りがある。 昼間はアゲハチョウ科の蝶が、日が暮れるとスズメガ科の大型の蛾がよく訪れ、受粉に寄与する。

カンザシギボウシ（簪擬宝珠）

ユリ科　ギボウシ属

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ウバユリ（姥百合）

ユリ科　ウバユリ属

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