はじめに
表紙絵 〝ハナイカリ(花錨)〟
霧ケ峰高原 車山
2022.08.21
私は、花行動・花登山を始めてから17年目を迎えます。
ハナイカリに出会った時、その美しさに立ち尽くします。
出会い。偶然を装いながら、奇跡はいつもそばにあります。
今年も山野を巡ります。何からも自由であることが嬉しくて
今日から、私の花行動・花登山も15年目に入ります。やりたいことがいっぱいいっぱいあります。
頭の中は整理不能。でも、それも楽しんでいるのだから〝なんとかに付ける薬なし〟です。
ところで、新型コロナウイルスはどうなるのでしょうか。想像もしなかった現実に直面しています。
私は、退職後 NHK文化センター福山の講座『野山の植物を楽しむ』に参加して、まもなく13年目を終わろうとしています 。その回を重ねるごとに植物との出会いが楽しくて仕方がなくなりました。それで、もっと出会う機会を広げるためにと、一時は同講座『中高年のための登山教室』や『里山トレッキング』に参加したり、『福山山岳会』にも入会しながら、また家族や友人と行動を共にした個人花行動・花登山も充実させるなどして、植物との出会いをいっぱいいっぱいに楽しんできました。それらは、その時々に出会い行動を共にした人たちの笑顔とも結びついて、私を元気にここまで導いてくれたように思います。
ところがです。それは、フッと気が付いてみたらアッという間のことだったのです。そして、気が付いてみたらすべての花行動・花登山も自身の体力や気力の衰退に左右されないではいられなくなっていたのでした。〝あまり無理できんなぁ〟〝人に迷惑をかけちゃいけん〟と、もっともらしい言い分が、自身の後ろ向きになる生き方を助長していたのでした。
が、近頃になってです。『体力や気力の衰退』?待てよ、それって当たり前じゃないか、だから何なの、いつまでもそのままじゃ気持ち悪いで、と思うようになったのです。考えてみれば今までだってどんな時代のどんな時にだって、同じことを同じようにやってきたことなど何ひとつなかったのです。そうして思いついたのが、ホームページの作成と公開ということなのです。何か違ったものを加えよう、自分にできることをいっぱい楽しもう、と。
ひとつ。自身の健康管理には十分気を配りながら(※)、少なくともあと 7年 80才までは『野山の植物を楽 しむ』に 積極的に参加し楽しみ、個人花行動・花登山では 自身が活動できる観察環境を開拓しながら新たな植物との出会いを求めて元気に活動する。
ふたつ。今までに出会った2000種はあろうかと思う植物を、メモリー内に保管されている何万枚もあろうか思う写真から探しも求めて明るみに出す作業を行う。
と考えて、ホームページの作成と公開に取り組み始めたところです。
素人作業で稚拙な内容は否めません。しかし、できるだけ多くの方が、気が向いた時にでもちょっと開いて見ていただけるようなホームページになればうれしいです。
私は、『自身の健康管理には十分に気を配り』の一つとして、昨年 8月23日より断酒を決行し昨日で138日目を通過しました。単純計算でざっと四カ月半です。18才で飲酒を始め(多分これは時効)、就職してからは毎日のように嗜んでいたものです。医師などから何かを言われたわけでもないし、体調に特段の異変を感じたわけでもありません。決心したのはなんとなくで、より健康で元気でいたいと思ったからでしょうか。だからと言って、断酒なんてそう簡単にできることではないのに、どうしたんでしょうね。自分のことなのにわかりません。 実際それ以降体調は、・・・・・・・会う人誰にも信じられないと言われます。・・・・・
と、まあ、この話はここまで。でもいつか、『断酒のすすめ』として小文を書いてみたいと思っています。もちろん、ここでは余談にです。