2020. 5. 7 2020. 5.14 2020. 5.26
バラ科 ウワミズザクラ属
全国に幅広く自生するサクラの仲間。山地や低地の藪などにも多数見られる。
4月から5月にかけて、白いブラシのように穂状に花を付ける。花穂は、径6~8mmほどの小さな花の集まりで、サクラの花のイメージとは異なる。お花見等のために人が集まることもない。しかし、秋の紅葉は見事で、その色合いは人目をひく。
フジの花序 → 30~200㎝ ヤマフジ → 10~20㎝
バラ科 サクラ属
4月には咲いていた花もなく、葉桜の状態。まだ邪魔扱いにはなってないようだ。来年の開花も見てみたい。
オシダ科
未設定
シダ植物でよく分からないので、シダ図鑑(124P)を1ページずつめくってみた。成長したら倒れかかるものが多い中で、立ち姿でよく似ていたのが2種類あった。➀クサソテツ(草原や湿地に大きな群落・・・)➁オシダ(林の中・・)ということで、クサソテツと同定した。
オシダ科は、日本産のシダの中で最も多い種を含み分類が難しい。全国各地に分布し、草原や湿地に大群落をつくる。栄養葉は0.5~1m位になり羽状に深裂する。胞子葉は割合短い。若い栄養葉はゼンマイのように巻いている。山菜としてはシダ類の王者ともいわれ、東北地方の代表的な山菜である。
ナデシコ科 ミミナグサ属
全国の道端や里山の草地等に生える多年草。近年ではヨーロッパ原産の近縁種〝オランダミミナグサ〟が勢いを伸ばしていて、都会などでは見ることが少なくなっている。しかし,自然環境が維持されている里山の草地では,ミミナグサを見かけることが多い。
花の大きさ等が下の〝キジムシロ〟に似るため注意して観察する。
バラ科 キジムシロ属
花後地上に走出枝を出す。葉は3小葉からなり、小葉は長さ1.5〜 5㎝、幅7~ 30㎜、表面は光沢がない。
花期は4~5月で、花茎に黄色で径15~20㎜の花を多数付ける。萼片は5枚で卵状披針形、花弁も5枚で長さは6~12㎜になる。
バラ科 キジムシロ属
葉は奇数羽状複葉で5~7枚、まれに3~9枚の小葉からなり、先端の小葉3枚が大きい。
キク科 ニガナ属
草丈は5~15㎝ くらい。葉は根生し長い葉柄がつく。葉の形は卵形で縁は全縁。花期は4〜7月で、径 25㎜ほどの淡黄色の花を1株に3個ほど付ける。
002-鯉が窪5月-1 ジシバリ .mp4映像Ⅰ〝ジシバリ〟2017.05.16 当地入口付近
ヒルムシロ科 ヒルムシロ属
楕円形の葉を水面に浮かせる。穏やかな流水条件下で生育する。当地も常に流水のある小池に生育している。 葉腋からやや長い柄が出て、先端に棒状の花穂がつく。開花時には穂は水面から出て直立するが、花が終わると横向きになって水中に入る。
シソ科 カキドオシ属
花色は、淡紫~淡紅紫色でよく目立つ。花は、唇形で長さは20㎜ほど。花の下唇は4裂して、内面には濃紅紫色の斑点とちぢれた毛がある。萼は筒状で、長さは8㎜ほど、5深裂して先が鋭く尖る。
キンポウゲ科 リュウキンカ属
堤防前の最初の観察地では、足元に小株があり拡大してゆっくり観察することができる。
花期は5~7月と長い。茎の先端および葉腋から長い花柄を伸ばし、径2.5~3㎝の黄色い花を付ける。花弁はなく、花弁に見えるのは萼片で、ふつう5枚ときに6~7枚ある。雄しべは多数。雌しべは4~12個ある。
名が分からず、ある『雑草・野草図鑑』を探していたら、写真でよく似ている〝アオスゲ〟と〝アゼスゲ〟があった。最初〝アオスゲ〟かと思ったが、後に出た花穂がこげ茶色になるので、〝アゼスゲ〟ではないかと思っている。
2020.05.26撮影の写真と比較
↓ 撮影、2012.05.22 背景に観察台が見える。
キジカクシ科 アマドコロ属
背景に見える観察台(所)は、昨年か一昨年まではあったように思うが、いつの間にかなくなっていた。それと一緒に、〝アマドコロ〟も今年は確認することが出来なかった。所持している写真では、2012年のものが最終のもの。近くで生き延びているのであればうれしいのだが。
名は、根茎がヤマノイモ科の〝オニドコロ(トコロ)〟に似ており、甘みがあることによる。全国に分布。日当たりのよい山野等の草原や林縁に自生する。草丈は50㎝前後で、長楕円形の葉を左右に互生する。春になると、葉の付け根から壺形の白い花を垂れ下げて咲かせる。食用や薬用にもされ、また観賞用にも栽培されることがある。
キク科 ニガナ属
葉は、長さ6~20㎝、幅1.5~3㎝の倒披針形〜へら状楕円形で、ときに下部が羽状に切れ込む。草丈は、高さ20㎝ほどになり、径2.5~3㎝の黄色の頭花を2〜3個つける。ジシバリ(イワニガナ)と似るが、葉の形や全体の大きさ等で区別できる。
〝オオジシバリ〟も、出会うのにそんなに難しい植物ではないが、今年は5月に3回も当地を訪れたのに、確認(撮影)できなかった。背景の観察台(所)近くでは、結構いろんな種類を観察出来ていたのに今はなくなっている。これから観察できる夏~秋にかけての植物の様子を気を付けて見てみたい。
キク科 タンポポ属
総苞が反り返っているので外来種の〝セイヨウタンポポ〟か〝アカミタンポポ〟と思うのだが。
キク科 ニガナ属
花期は、5〜7月。黄色の5弁花に見える舌状花を5〜7個持つ頭花を散状に開く。雄しべは筒状に合着し、先が二つに分かれた雌しべを抱く。
日本全土に分布。高さ約40~70㎝で、茎は上部が枝分れする。白汁を有し、苦味が多く、名前の由来にもなっている。
ツツジ科 ツツジ属
名は、蕾の様子が蓮華に似ることによる。落葉低木の有毒植物でもある。
花は、径5㎝ほどのロート状で、4~ 6月に葉が開くのと前後して咲く。オレンジ色の花は明るくきれいなので、庭や公園の花壇等にも植えられることがある。
002-鯉が窪5月-2 レンゲツツジ-1 .mp4バラ科 アズキナシ属
花期は5~6月。枝先に複散房花序をだし、白色の花を多数つけるが、今だ花を確認したことがない。下の葉も2009.05.05に撮影していたもの。
20mにもなる高木。6月の観察には双眼鏡が必要かも・・。
サルトリイバラ科 シオデ属
この花には子房らしきものが見えるので、雌株の雌花と思われる。
イチヤクソウ科 イチヤクソウ属
サルトリイバラの足元に。見落としていた。2020.05.07に初めて見つけた。その後再訪した時に辺りを丁寧に見たら小さな株も多く見られた。
どうも〝イチヤクソウ〟のようだ。継続観察が楽しみだ。
↓ 撮影、2020.05.07 この頃が花としては一番見ごろ。
ガマズミ科 ガマズミ属
枝先に径3〜7㎝の散房花序をだし、白い小さな花を多数付ける。花序の柄には星状毛と粗い毛が密生する。花は径5㎜で5裂して平開する。雄しべは5個。果実は核果。長さ5〜7㎜の卵球形で、9〜11月に暗赤色に熟す。
002-鯉が窪5月-3 コバノガマズミ .mp4↓ 撮影 2012.05.22 〝コツクバネウツギ〟
スイカズラ科 ツクバネウツギ属
5月の鯉が窪での楽しみのひとつは〝コツクバネウツギ〟に出会えることだ。花が可愛い。個体数も多く、池を囲むように続く林縁の所々で見られる。
花期は、5~6月。樹高は、1~2mときに4mになる。花は新枝の先にふつう2~6個付き、長さ1~3㎜の共通の花柄を持っている。花柄に見えるのは細長い下位子房で長さ5~8㎜。のちに果実なる。萼片は2~3個あり、長さ5~9㎜、幅1.5~4㎜の長楕円形から倒卵形で、先は鈍頭または浅く2~3裂する。花冠は、長さ2~3㎝の鐘状漏斗形で黄白色後に白色になる。先は二唇状で5裂し、下唇の内面に橙色の網目状の紋があり、花冠内面に長い毛が生える。雄しべは4個、うち2個が長く花冠筒部と同じ長さになる。雌しべは花冠筒部よりわずかに突き出る。果実は、長さ8-10㎜になる細長い筒状の痩果で、9~11月に熟す。
花期は4~5月。雌雄同株で、雌雄異花。アケビよりも花の色が濃い紫色であることが特徴。新葉の腋から総状花序を下垂させ、花序の先端に小型の雄花を10~30個ほど付ける。、基部には大型の雌花を1~3個付ける。雄花は、濃暗紫色で径4~5mmになる。反り返った花弁状の萼片は長さ2㎜で3枚あり、6本の雄しべが球状に集まる。雌花は3㎝前後になる花柄をもち、濃暗紫色で径15㎜ほどになり、花弁状の萼片は長さ7~10㎜で3枚あり、円柱形になる雌しべが3~6付くことが多い。花に花弁はない。
002-鯉が窪5月-4 レンゲツツジ-2 .mp4キク科 キオン属
花茎の高さは50~80㎝。茎は太く柔らかく中空である。
花は、黄色の舌状花と筒状花で、径3~4㎝程の花を数個から30個程つける。
花期は4~6月と長いが、2020.05.26に確認した段階では、遠目にはかなり花も傷んでいたようだった。
002-鯉が窪5月-5 サワオグルマ .mp4キク科 メタカラコウ属
花期は6~8月。こんなに大きな蕾になって開花時期を待っている。
スミレ科 スミレ属
ツボスミレ(ニョイスミレ)の変種で、アギスミレは東日本に、ヒメアギスミレは西日本に自生するとされるが、中間型もあり難しい。当地のものは〝アギスミレ〟である。どれもよく似ていて、当地でも4月に出会ったものは、葉の形などからツボスミレ(ニョイスミレ)かと思うほどである。
バラ科 キジムシロ属
当地には、三小葉でよく似た〝テリハキンパイ〟もあるとされている。もう少し葉が小さく丸みがあり、名のとおり葉に光沢がある。
蔓の巻き方と花穂の形から〝フジ〟と思われる。この写真が気に入っていて、今年も何度かこの場所を通り過ぎたが、こういう状況には出会えなかった。この倒木もそれに絡みつく〝フジ〟も、どこに行ったのかと思う。