今年も数ヵ所で観察してきた。当地のものは花色が濃く美しい。よく目立つ。滴る水分もあり適度な日当たりもある。当地は生育に適しているのだろう。

     各所でよく出会う。スミレの同定は難しく、その都度   図鑑やPCとにらめっこしながら悩む。通常、薄紫色。

　同科同属で本種に似る〝ハナイバナ〟がある。同じような所に生え鱗片が白色なことで区別できる。

    セントウソウ（先頭草）

セリ科  セントウソウ属

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04.30-2020

　個々の花は小さくて目立たないが、白くてまとまってつくので、林床では全体としてはよく目に付く。しかし、同じセリ科に類似のものがあり、困惑することがある。

ナガバノタチツボスミレ（長葉の立坪菫）

スミレ科  スミレ属

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04.30-2020

　花が咲き始めた頃の根出葉は丸い円心形だが、花茎が伸びて上に付く葉ほど細長くなって三角形から被針形になる。早春の状態ではまだ三角形の葉が出ていないので、区別しにくいことがある。早春の段階では葉の裏面が紫色を帯びている。

    日本全国に分布し、木陰などの直射日光の当たらない場所に生育する。

ムラサキケマン（紫華鬘）

ケシ科　キケマン属

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04.30-2020　

ジュウニヒトエ（十二単）

シソ科  キランソウ属

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04.30-2020  

   花期半ばも過ぎ、花も傷んでいる。当地、株数は少ない。

ヤマネコノメソウ（山猫の目草）

ユキノシタ科  ネコノメソウ属

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04.30-2020

　花期３～４月。すでに終わっている。さく果は杯形に口を開ける。種子は黒くて楕円形。

　根生葉はロゼット状で、長さ8〜２５㎝、羽状に深裂する。頂裂片は三角状卵形で先は丸い。下部の葉は、先がとがる。茎の上部の葉は少なく褐紫色を帯びる。

ハナウド（花独活）

セリ科  ハナウド属

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04.30-2020

   この時期この葉を見て「何だろう」と思っていた。花期は５～６月。10数株の中で１株だけ咲いていた。花が咲きだしたら、葉を見ないのだろう。

アセビ（馬酔木）

ツツジ科　アセビ属　

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ケツルマサキ（蔓正木）

ニシキギ科　ニシキギ属

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　花期は長いが、最盛期は今頃か。黄色の舌状花のみの頭花がまばゆいほどである。

在来種とは異なり、外側の総苞が反る。

やはり外来種の、よく似た〝アカミタンポポ〟があるが全体に小型。 

葉覚え（同定せず）

ユキノシタ科のユキノシタかジンジソウ？

葉覚え（同定せず）

イワタバコの葉かな。花が咲くかな。

   カタバミ（片喰）

カタバミ科  カタバミ属

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   道端等どこでも見られるが、岩上の腐葉土の中で他の植物と混生していたので１枚だけ撮った。乾燥した場所を好む。

オオタチツボスミレ（大立坪菫）

スミレ科  スミレ属

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   タチツボスミレ類で、やや大きく、花色は赤味の強い淡紫色で、距が白い。典型的だなと思って撮った。今年はスミレにずいぶん時間を割いたように思う。それでいて、何もつかめていないから悔しい。

　こんなのが同定できないんですものねぇ。だめですねぇ。

　蕾がある。どんな花が咲きますかねぇ。

もう少しで予定している折り返し点

《毘沙門洞》こんな怖い所へ一人で行けるものですか。

と見たら、鉄橋はよじれて<通行禁止>になっていた。

   ノミノツヅリ（蚤の綴り）

ナデシコ科  ノミノツヅリ属

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 　名の「綴り」とは短衣のことで、その小さな葉をノミの衣服にたとえてのもの。