日当たりの良い山野に生える。花期は8～9月。花茎が1～1.5m程で直立し、その先に径5㎝程の花が咲く。これは瑠璃色の小さな花が球状にかたまって咲いたもので、一株に複数咲く。自生のものは年々減少しているとか。写真は管理種。

　山野にふつう。花期は7～10月。花はよく目立ち、紅紫色または白色に淡紫の筋が入る。枝先と葉腋から細長い花軸を出した先に花を2個付け、径は10～15㎜前後、花弁は5枚で筋が走り、花弁の先がへこむものもある。萼片は5つ、雄しべは10ある。花が咲き始めの頃は、柱頭の先が1本に見えるが、開花後しばらく経つと5裂する。

　高さは15～50㎝。茎は地面を這うが、直立することもある。花期は6～9月。花は1.5～2㎝の青色。早朝に咲いた花は午後には萎む。萼片は3枚で白色。花弁は3枚あり、上側の2枚は大きく青色で爪部があるが、下側の1枚は白くてごく小さい。雄しべは6本、上側の3本、下側中央の1本、下側左右の2本で形態が異なる。

　湿地や湿った草地に生える。茎の高さは20～40㎝。葉腋に長さ2㎜の白色の花を多数つける。花冠は上唇と下唇からなる唇形。上唇は先が浅く２裂し下唇は深く３裂する。萼は５中裂し、裂片の先は鈍い。葉は対生し菱状披針形で浅い鋸歯がある。両面の脈上に毛がある。茎は紫色を帯び四角形で、全体に細毛がある。

　花期は9～10月。花冠は深く４～５裂し基部で合着していて離弁花のように見える。名は花冠の斑点を夜明けの星空に見立てたことによる。

　茎の高さは50～100㎝。茎につく葉は細かく少ない。花期は9～10月。煙管の様に下向きに花を付けるので、アザミ属としては分かりやすい。花後は上向きになる。頭状花序で、筒状花のみで構成されており、花の色は紫色である。花期にも深く裂けた根生葉が残っている。

　日当たりのよい山野に生え、晩春から夏に花を咲かせる。よく咲き残っていた。葉は深く切れ込んで縁には棘がある。花色は赤紫～淡紅色で、 まれに白色もある。　

　花期は8～10月。全国に分布。茎の先端で枝分かれした先に、径4～7㎜で根元が白く先端が薄紅色の多数の花を咲かせる。 なお、花弁に見えるものは萼である。

　蕾の状態は、同属のツリバナに似る。ツリバナは５裂、本種は４裂する。秋の果実と種子、紅葉も楽しみ。

俗に〝アカマンマ〟と言われる。

赤飯に見立ててままごとしたことあるでしょうか。

　果期は7月下～10月。果実は長さ8～10㎜になる楕円形の核果。最初赤くなり、完全に熟すと黒くなる。同科・同属のオオカメノキと酷似する。葉の形等も参考に出来る。

　花期は8～10月。山地の林下に生える。ミズヒキに似ているが、茎は最上部までは枝を分けず、 葉は茎の上部に集まり、長楕円形でやや厚い。

　花期は6月。果実は核果。卵形で長さ６～７㎜。9〜10月に藍色に熟す。葉は丸い感じで、葉の中央部が最も広く、先端は細くなるなど〝タンナサワフタギ〟の特徴にも合致して同定が難しい。

　茎は高さ1.5ｍ。葉は3小葉からなり、葉柄が比較的短く、茎近くに重なって付く。小葉は円頭から凹頭まで変異があるが、中脈が針状となって凸出する傾向がある。表面は無毛であるが、裏面の毛は多い。花期は8～10月。花序が伸びないので、葉と同じ長さか以下になる点は、本種の大きな特徴の1つである。額片は4つに分かれ、顎裂片は先端が細く伸びて針状となる。

　日当たりのよい山野に生える。高さは30〜80㎝。根生葉はふつう花期には枯れる。茎葉は長さ7〜9㎝の卵〜卵状楕円形で、基部は細くなって葉柄の翼に 続く。花期は8～10月。枝の上部に径1.3㎝の黄色の頭花を多数付ける。中心に両性の筒状花、まわりに雌性の舌状花がある。総苞片はほぼ4列に並ぶ。外片は短い。

　全国。林縁の明るい所に生育する。茎は蔓状で紫色を帯び、他の植物などに絡まって、長さ40〜80㎝になる。葉は対生し葉柄があり、長さ3〜5㎝の卵状披針形。基部は円形〜心形。葉裏は紅紫色を帯びる。花期は8～10月。葉腋に淡紫色で先の5裂した、長さ2.5〜3㎝の花を付ける。果実は液果で、枯れ残った花冠の上に突き出し紅紫色に熟す。花はあまり目立たないが、果実が非常によく目立つ。

　頂上が近づくにつれて個多数が多くなり、山頂では群生している。

　花期は8～9月。茎や枝の上部に広卵形で、苞葉状の小さな葉が密に付き、その腋に花を付ける。花冠は紅紫色で、長さ2㎝になり、一方にねじれて2裂した唇形になる。上唇は筒状で、先は鎌形に曲がったくちばし状にとがり、下唇は斜めに広がり、浅く3裂し中央の裂片はその両側の裂片より小さい。雄しべは花冠上唇内に4本あって、下側2本がやや長い。

　この後、黒く熟す。

　写真上２枚　2008.09.15　撮影　１２年も前のもの。下２枚　2020.09.08　撮影。　その年の状況にもよるが、秋、山の季節は急ぎ足で変わる。

　長楕円形の茎葉だけ見るとヨシノアザミに似るが、枝先が分枝しする様子やそこに付く頭花の形状はビッチュウアザミに似ている。自身にとっては、アザミ属はもうお手上げ状態になっている。

　茎は緑色で、直立して高さ80～110㎝になる。茎、葉、花序にも刺毛があり、触れると痛い。