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オニマツヨイグサ（鬼待宵草）
オニマツヨイグサ（鬼待宵草）
アカバナ科 マツヨイグサ属
上帝釈峡に向かう東城町の路上で出会ったもの。
上帝釈峡に向かう東城町の路上で出会ったもの。
（〝オオマツヨイグサ〟と思ったが、しぼんだ花が赤味を帯びていた。）
カメラ内蔵の時計で『2020.07.12 AM7:58』に出会った時には、移動中で〝オオマツヨイグサ〟と疑うこともなく撮影していた。自宅に帰って、インターネットで〝オオマツヨイグサ〟を検索したら、本種には、➀この時間帯にまだ花がしぼまずに開花したままである。➁茎が一本立ちで上部に枝分かれがない。➂花は大きいが〝オオマツヨイグサ〟ほどではない。➃花弁が４ではなく４～６までのものが見られる。➃一昨夜の花か、しぼんだ花の赤みが強い、等〝オオマツヨイグサ〟とは異なる特徴があることがわかった。図鑑『広島の山野草 夏編』で〝オニマツヨイグサ〟があることが分かった。再び、インターネットで〝オニマツヨイグサ〟で検索してみたが、十分な説明のものはなかったように思う。
カメラ内蔵の時計で『2020.07.12 AM7:58』に出会った時には、移動中で〝オオマツヨイグサ〟と疑うこともなく撮影していた。自宅に帰って、インターネットで〝オオマツヨイグサ〟を検索したら、本種には、➀この時間帯にまだ花がしぼまずに開花したままである。➁茎が一本立ちで上部に枝分かれがない。➂花は大きいが〝オオマツヨイグサ〟ほどではない。➃花弁が４ではなく４～６までのものが見られる。➃一昨夜の花か、しぼんだ花の赤みが強い、等〝オオマツヨイグサ〟とは異なる特徴があることがわかった。図鑑『広島の山野草 夏編』で〝オニマツヨイグサ〟があることが分かった。再び、インターネットで〝オニマツヨイグサ〟で検索してみたが、十分な説明のものはなかったように思う。
北米原産の帰化植物で、観賞用に栽培もされたが後に道端等に野生化した。
北米原産の帰化植物で、観賞用に栽培もされたが後に道端等に野生化した。
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クサノオウ（草の黄 草の王）
クサノオウ（草の黄 草の王）
ケシ科 クサノオウ属
花期は４～７月なので咲いていて不思議はないが、道路法面に使われた古びたブロックの隙間に根付いていたのが何だか嬉しくて撮影していた。見方を変えれば、困った雑草ということだろうと思う。
花期は４～７月なので咲いていて不思議はないが、道路法面に使われた古びたブロックの隙間に根付いていたのが何だか嬉しくて撮影していた。見方を変えれば、困った雑草ということだろうと思う。
上帝釈峡駐車場
上帝釈峡駐車場
07.21-2021
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ミヤマイラクサ 触れると痛い刺毛があるので、注意が必要。
ミヤマイラクサ 触れると痛い刺毛があるので、注意が必要。
花期は７～９月。雌雄同株で、雄花序は下方の葉腋から出て多数分枝し、多数の雄花を付ける。雄花は白色でごく小さい。萼片は５個、雄しべは５個あるが、肉眼では観察しにくい。雄花序が下方にあるのは、近親交配を避けるためと言われている。雌花序は、上方の葉腋から数本が立ち、分枝しないで長さ２０～３０㎝の穂状になり、多数の雌花をつける。雌花は緑色で小さい。花弁状の萼片が4個、花柱が1個あり白い糸状の柱頭が伸びる。
花期は７～９月。雌雄同株で、雄花序は下方の葉腋から出て多数分枝し、多数の雄花を付ける。雄花は白色でごく小さい。萼片は５個、雄しべは５個あるが、肉眼では観察しにくい。雄花序が下方にあるのは、近親交配を避けるためと言われている。雌花序は、上方の葉腋から数本が立ち、分枝しないで長さ２０～３０㎝の穂状になり、多数の雌花をつける。雌花は緑色で小さい。花弁状の萼片が4個、花柱が1個あり白い糸状の柱頭が伸びる。
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オオバコ
オオバコ
全国に広く分布。平地～高地までの道端、荒地等にごく普通に自生する。踏みつけに強く、道端のほか公園等でも見かけられる。草丈が高くなる草が生えないような場所を選んで生育する。高くのびる性質を持たないので、他の草に負けて消えてしまう。よく『裸地で先駆的役割を果たす』と言われる。花期は４～９月と長い。風媒花で、細長い10～30㎝の花茎出す。花茎の頂の長い緑色の穂に花がびっしりと月、白～淡紫色の小花を下から順次咲かせる。
全国に広く分布。平地～高地までの道端、荒地等にごく普通に自生する。踏みつけに強く、道端のほか公園等でも見かけられる。草丈が高くなる草が生えないような場所を選んで生育する。高くのびる性質を持たないので、他の草に負けて消えてしまう。よく『裸地で先駆的役割を果たす』と言われる。花期は４～９月と長い。風媒花で、細長い10～30㎝の花茎出す。花茎の頂の長い緑色の穂に花がびっしりと月、白～淡紫色の小花を下から順次咲かせる。
よく見かける植物だが、なぜか話題になることもない。「困った雑草」等とも言われる。帝釈峡で撮影するようなものでもないのかもしれない。でも、この花が咲いているのを見たら、どうしても撮りたくなる。
よく見かける植物だが、なぜか話題になることもない。「困った雑草」等とも言われる。帝釈峡で撮影するようなものでもないのかもしれない。でも、この花が咲いているのを見たら、どうしても撮りたくなる。
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本州および四国、九州に分布し、山地に生育する。茎は直立し、高さは５０～１００㎝になる。葉は互生し、葉身は長さ5～10㎝になり、卵形から長楕円形で、先端はとがり基部はくさび形、縁には不規則な鋸歯がある。花期は7～8月。花は、茎頂と上部の葉腋に総状花序に付く。花冠は青紫色で基部まで５深裂する。平開し先端は反り返る。雄しべは５本で花冠よりごく短い。花柱は花冠と同じ長さであり、花冠裂片が平開し反り返っているため長く突出してみえる。柱頭は3裂する。
本州および四国、九州に分布し、山地に生育する。茎は直立し、高さは５０～１００㎝になる。葉は互生し、葉身は長さ5～10㎝になり、卵形から長楕円形で、先端はとがり基部はくさび形、縁には不規則な鋸歯がある。花期は7～8月。花は、茎頂と上部の葉腋に総状花序に付く。花冠は青紫色で基部まで５深裂する。平開し先端は反り返る。雄しべは５本で花冠よりごく短い。花柱は花冠と同じ長さであり、花冠裂片が平開し反り返っているため長く突出してみえる。柱頭は3裂する。
名は、花冠裂片の細裂のようすを神前に供える四手にたとえたもの。
名は、花冠裂片の細裂のようすを神前に供える四手にたとえたもの。
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ナルコユリ
ナルコユリ
ナルコユリとオオナルコユリの区別点が分からないままでいるが、大きさから言ってナルコユリと思う。それにしても、当所（点）でナルコユリを確認したのは初めてかもしれない。すでに結実している。茎は高さ50～130㎝で、丸くて無毛。花期は5～6月だから、覚えておかなければならない。果実は球形、藍黒色。
ナルコユリとオオナルコユリの区別点が分からないままでいるが、大きさから言ってナルコユリと思う。それにしても、当所（点）でナルコユリを確認したのは初めてかもしれない。すでに結実している。茎は高さ50～130㎝で、丸くて無毛。花期は5～6月だから、覚えておかなければならない。果実は球形、藍黒色。
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ハグロソウ
ハグロソウ
本州の関東地方以西、四国～九州に分布。やや湿った林縁などの半日陰に生育する。茎は高さ５０㎝程で、まばらに分岐する。比較的細いので、直立する力はあまり強くなく、互いに支えあうように密生する。葉は対生。長いものは１０㎝ほど。表面には毛が散生し、主脈上には伏した毛がある。花期は８～10月と長い。2枚の苞の間から淡紫色の花を咲かせる。葉状の苞は、脈上に毛がある。花は約２㎝で、上唇と下唇に分かれており、上下に平たく薄い形をしている。内側には赤褐色の斑紋がある。名は葉が暗緑色だから等諸説あって定かではない。
本州の関東地方以西、四国～九州に分布。やや湿った林縁などの半日陰に生育する。茎は高さ５０㎝程で、まばらに分岐する。比較的細いので、直立する力はあまり強くなく、互いに支えあうように密生する。葉は対生。長いものは１０㎝ほど。表面には毛が散生し、主脈上には伏した毛がある。花期は８～10月と長い。2枚の苞の間から淡紫色の花を咲かせる。葉状の苞は、脈上に毛がある。花は約２㎝で、上唇と下唇に分かれており、上下に平たく薄い形をしている。内側には赤褐色の斑紋がある。名は葉が暗緑色だから等諸説あって定かではない。
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ヒメコウゾ
ヒメコウゾ
山地の林縁や道端、荒れ地に生える。高さは2〜5m。
山地の林縁や道端、荒れ地に生える。高さは2〜5m。
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帝 釈 川
帝 釈 川
いつもは見える中洲や岩も隠れるほどの水量。
いつもは見える中洲や岩も隠れるほどの水量。
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ヤマアジサイ（山紫陽花）
ヤマアジサイ（山紫陽花）
アジサイ科 アジサイ属
帝釈峡では〝ヤマアジサイ〟の個体数は少ない。だからか、同じ個体をいつもじっくり見られるのもいい。
帝釈峡では〝ヤマアジサイ〟の個体数は少ない。だからか、同じ個体をいつもじっくり見られるのもいい。
小さな両性花は、もうすでに結実しているように見える。装飾花は、これからも長く残る。
小さな両性花は、もうすでに結実しているように見える。装飾花は、これからも長く残る。
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唐 門 内
唐 門 内
先日来の雨で水量が多すぎる。落石の危険もある。内部観察を断念。
先日来の雨で水量が多すぎる。落石の危険もある。内部観察を断念。
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タチシオデ
タチシオデ
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サンショウ
サンショウ
全国、各地の山地に分布し雑木林等の葉樹林に自生する。乾燥や夏季の日差しに弱く、半日陰の湿潤な地勢を好む。栽培も行われている。若葉は、食材として木の芽の名称で知られている。雌雄異株で、春に葉のわきに黄緑色の花を咲かせる。花は小さくて目立たないので見落としてしまう。葉と球果に独特な爽やかな香りをもち、香辛料として使われる。
全国、各地の山地に分布し雑木林等の葉樹林に自生する。乾燥や夏季の日差しに弱く、半日陰の湿潤な地勢を好む。栽培も行われている。若葉は、食材として木の芽の名称で知られている。雌雄異株で、春に葉のわきに黄緑色の花を咲かせる。花は小さくて目立たないので見落としてしまう。葉と球果に独特な爽やかな香りをもち、香辛料として使われる。
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キビナワシロイチゴ（吉備苗代苺）
キビナワシロイチゴ（吉備苗代苺）
バラ科 キイチゴ属
果実はないかと探したら、１か所だけ見つけた。
果実はないかと探したら、１か所だけ見つけた。
（６月末頃草刈りをされるので法面の上部に残っていた。）
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ハナイカダ
ハナイカダ
名は、花の載った葉を筏に見立てたことによる。
名は、花の載った葉を筏に見立てたことによる。
今までに当所を何回も何回も通っているのに、ここにハナイカダがあることに気が付かなかった。花があまり目立たないということと、目線より少しだけ高い所に生えているということで、見つけることが出来なかったようだ。
今までに当所を何回も何回も通っているのに、ここにハナイカダがあることに気が付かなかった。花があまり目立たないということと、目線より少しだけ高い所に生えているということで、見つけることが出来なかったようだ。
雌雄異株。花は淡緑色で、花弁は3-4枚。4～5月にかけて、葉の中央に1～2個（雌花）または数個（雄花）の花が咲く。果実は黒い液果で、種子を2～4個含む。甘味があり食べられる。
雌雄異株。花は淡緑色で、花弁は3-4枚。4～5月にかけて、葉の中央に1～2個（雌花）または数個（雄花）の花が咲く。果実は黒い液果で、種子を2～4個含む。甘味があり食べられる。
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ヒメヤブラン ？
ヒメヤブラン ？
花期は７～９月。
花期は７～９月。
（本種はまだ蕾の状態）
ヒメヤブラン（姫藪蘭）
ヒメヤブラン（姫藪蘭）
キジカクシ科 ヤブラン属
根出葉の間から、葉より短い、高さ１０～１５㎝の花茎を直立させ、その上部に総状に花序を付け、小さい花をまばらに付ける。花は淡紫～白色で、長さ２～３㎜の短い花柄があり、上向きに咲く。現在は蕾の状態。８月の帝釈峡での観察が楽しみ。
根出葉の間から、葉より短い、高さ１０～１５㎝の花茎を直立させ、その上部に総状に花序を付け、小さい花をまばらに付ける。花は淡紫～白色で、長さ２～３㎜の短い花柄があり、上向きに咲く。現在は蕾の状態。８月の帝釈峡での観察が楽しみ。
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ギンバイソウ（銀梅草）
ギンバイソウ（銀梅草）
アジサイ科 ギンバイソウ属
名は、白い5弁の花を梅に見立ててのこと。花期は、７～８月。茎の先へ集散花序を出し、10個から20個の白い花をつける。花は、装飾花と両性花がある。装飾花は萼片が2枚か3枚からなり、両性花は萼片と花弁がそれぞれ5枚で、雄しべがたくさんあり、雌しべは１個からなる。
名は、白い5弁の花を梅に見立ててのこと。花期は、７～８月。茎の先へ集散花序を出し、10個から20個の白い花をつける。花は、装飾花と両性花がある。装飾花は萼片が2枚か3枚からなり、両性花は萼片と花弁がそれぞれ5枚で、雄しべがたくさんあり、雌しべは１個からなる。
当地では会っておきたい花だ。
当地では会っておきたい花だ。
上 ← 2020.07.12
上 ← 2020.07.12
下 ↙ ↓ 2011.07.10
下 ↙ ↓ 2011.07.10
↓2020.07.27
↓2020.07.27
本州の関東地方以西、四国、九州に分布し、山地の樹林下に生える。名は、白い5弁花を梅の花に見立ててのこと。高さは、４０～７０㎝なる。茎は直立し毛がある。葉は対生し、長さは１０～２０㎝の倒卵形で、先端は2つに裂けるのが特徴。花期は７～８月で、茎の先へ集散花序を出し、１０～２０個の白い花をつける。花は装飾花と両性花がある。装飾花は、萼片が２～３枚からなる。両性花は、萼片と花弁がそれぞれ5枚で、雄しべがたくさんあり、雌しべは１個からなる。
本州の関東地方以西、四国、九州に分布し、山地の樹林下に生える。名は、白い5弁花を梅の花に見立ててのこと。高さは、４０～７０㎝なる。茎は直立し毛がある。葉は対生し、長さは１０～２０㎝の倒卵形で、先端は2つに裂けるのが特徴。花期は７～８月で、茎の先へ集散花序を出し、１０～２０個の白い花をつける。花は装飾花と両性花がある。装飾花は、萼片が２～３枚からなる。両性花は、萼片と花弁がそれぞれ5枚で、雄しべがたくさんあり、雌しべは１個からなる。
〝ギンバイソウ〟は、全開すると豪華な感じがする花で、出会うと嬉しくなる。帝釈峡はよく訪れる所だが、なぜか当地で花に出会うのは初めてである。07/27の開花７枚の写真は、Facebookで知り得たある方の情報ときれいな写真に触発され、「逢いたい」と訪れ撮影したもの。早朝、小雨降る樹林下。気付けば、服もカメラもしっとりと濡れていた。でも、会えてよかった。（07.27-2020）
〝ギンバイソウ〟は、全開すると豪華な感じがする花で、出会うと嬉しくなる。帝釈峡はよく訪れる所だが、なぜか当地で花に出会うのは初めてである。07/27の開花７枚の写真は、Facebookで知り得たある方の情報ときれいな写真に触発され、「逢いたい」と訪れ撮影したもの。早朝、小雨降る樹林下。気付けば、服もカメラもしっとりと濡れていた。でも、会えてよかった。（07.27-2020）
003-上帝釈7月-3 ギンバイソウ .mp4映像 〝ギンバイソウ〟
映像 〝ギンバイソウ〟
07.21-2021
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オオキツネノカミソリ（大狐の剃刀）
オオキツネノカミソリ（大狐の剃刀）
ヒガンバナ科 ヒガンバナ属
山地の林床や林縁、山道に自生する。
山地の林床や林縁、山道に自生する。
写真上２枚 2010.07.27 下３枚 2020.07.17（同所）
2020.07.27 この2枚の写真については、どちらも花径が大きく雄しべが花弁から突き出ている。
2020.07.27 この2枚の写真については、どちらも花径が大きく雄しべが花弁から突き出ている。
オオキツネノカミソリと思える。
オオキツネノカミソリと思える。
オオキツネノカミソリは、キツネノカミソリの変種で、本州関東以南～九州に自生し、キツネノカミソリより標高が高い所に多いとされている。当地はキツネノカミソリも生育しているので注意が必要。➀花はキツネノカミソリひとまわり大きく、➁花弁は細長く感じて、➂雄しべは花被から長く突出す特徴がある。➃花色は淡いものが多いが、個体差もあるので決め手にはならない。ヒガンバナ科なので、リコリンという有毒物質を含む全草毒草。余談。以前には４、５月頃の観察の時この葉を見て「こんな所にも〝ヒガンバナ〟が咲くのか」と思ったりしていた。
オオキツネノカミソリは、キツネノカミソリの変種で、本州関東以南～九州に自生し、キツネノカミソリより標高が高い所に多いとされている。当地はキツネノカミソリも生育しているので注意が必要。➀花はキツネノカミソリひとまわり大きく、➁花弁は細長く感じて、➂雄しべは花被から長く突出す特徴がある。➃花色は淡いものが多いが、個体差もあるので決め手にはならない。ヒガンバナ科なので、リコリンという有毒物質を含む全草毒草。余談。以前には４、５月頃の観察の時この葉を見て「こんな所にも〝ヒガンバナ〟が咲くのか」と思ったりしていた。
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カンザシギボウシ（簪擬宝珠）
カンザシギボウシ（簪擬宝珠）
ユリ科 ギボウシ属
2020.07.12
今年の上帝釈峡での観察。
今年の上帝釈峡での観察。
（〝カンザシギボウシ〟の開花最盛期の姿に出会えてよかった。）
以下 ↓ 2011.07.10に撮影していたもの。長い間メモリーの中で眠っていました。
以下 ↓ 2011.07.10に撮影していたもの。長い間メモリーの中で眠っていました。
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003-上帝釈7月-1 カンザシギボウシ .mp4映像 〝カンザシギボウシ〟
映像 〝カンザシギボウシ〟
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この日は、「下帝釈峡と瑠璃山薬師堂付近の植物観察」が目的だったが、長雨での川の増水による〝カンザシギボウシ〟の花のその後の様子と、株そのものへの影響が気になって、「ちょっとだけ」と立ち寄ったもの。写真↑、上６枚の状況からわずか５日目のこと。花はすでに結実しており、風雨、増水の影響か無残な姿であった。株への致命的な影響はないものと思い安心する。強い。自然のものは強い。
この日は、「下帝釈峡と瑠璃山薬師堂付近の植物観察」が目的だったが、長雨での川の増水による〝カンザシギボウシ〟の花のその後の様子と、株そのものへの影響が気になって、「ちょっとだけ」と立ち寄ったもの。写真↑、上６枚の状況からわずか５日目のこと。花はすでに結実しており、風雨、増水の影響か無残な姿であった。株への致命的な影響はないものと思い安心する。強い。自然のものは強い。
2020.07.17
2020.07.17
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イタチササゲ
イタチササゲ
名は、花の色が黄色から茶色に変わっていく様子を、鼬の毛色に見立ててのこと。全国に分布。山地の日当たりの良い草原に生え、高さは１２０㎝ほどになる。葉は２～４回偶数羽状複葉で、互生する。花期は７～８月。葉腋から花序をのばして蝶形の花を咲かる。
名は、花の色が黄色から茶色に変わっていく様子を、鼬の毛色に見立ててのこと。全国に分布。山地の日当たりの良い草原に生え、高さは１２０㎝ほどになる。葉は２～４回偶数羽状複葉で、互生する。花期は７～８月。葉腋から花序をのばして蝶形の花を咲かる。
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トチバニンジン
トチバニンジン
茎は根茎の先から1本だけ直立して、高さは50～80 ㎝になる。葉は長柄のある5小葉で構成される掌状複葉で、茎の頂部に3～5枚輪生する。葉縁には細かい鋸歯がある。花期は6 – 8月で、茎頂の葉の集まり部分から長柄を出し、その先端に散状花序をつけ、球状に淡黄緑色の小さい花を多数付ける。花後～秋にかけて赤い果実を付ける。
茎は根茎の先から1本だけ直立して、高さは50～80 ㎝になる。葉は長柄のある5小葉で構成される掌状複葉で、茎の頂部に3～5枚輪生する。葉縁には細かい鋸歯がある。花期は6 – 8月で、茎頂の葉の集まり部分から長柄を出し、その先端に散状花序をつけ、球状に淡黄緑色の小さい花を多数付ける。花後～秋にかけて赤い果実を付ける。
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ヒメコウゾ
ヒメコウゾ
果実は集合果。径1〜1.5㎝の球形で、6〜7月に橙赤色に熟す。食べられるが、口当たりは悪い。花期は4～5月。花は目立たなくて目に止まらない。
果実は集合果。径1〜1.5㎝の球形で、6〜7月に橙赤色に熟す。食べられるが、口当たりは悪い。花期は4～5月。花は目立たなくて目に止まらない。
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オオバイノモトソウ
オオバイノモトソウ
コタニワタリ
コタニワタリ
名知らず
名知らず
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ウマノミツバ（馬の三葉）
ウマノミツバ（馬の三葉）
セリ科 ウマノミツバ属
今回初めて認識
今回初めて認識
（本当に目立たない植物）
やっぱりピンボケ
やっぱりピンボケ
（どこをどう撮ればいいのか？）
今回初めて認識。この種のものは何をどう撮影していいのかもわからない。ミツバもそうだし、避けていたようだ。
今回初めて認識。この種のものは何をどう撮影していいのかもわからない。ミツバもそうだし、避けていたようだ。
全国の山地の林内に生える。ミツバをはじめとする他の植物と混生しているため見つけにくい。茎の高さは、３０～８０㎝になる。葉は３全裂し、側小葉はさらに２裂する。花期は、７～９月。茎頂に小型の散形花序を出し、中央に両性花、周辺に雄花をつける。花は白色。両性花は子房にかぎ状毛が密生する。雄花は子房がないため小さく目立たない。果実はかぎ状刺毛が密生する。
全国の山地の林内に生える。ミツバをはじめとする他の植物と混生しているため見つけにくい。茎の高さは、３０～８０㎝になる。葉は３全裂し、側小葉はさらに２裂する。花期は、７～９月。茎頂に小型の散形花序を出し、中央に両性花、周辺に雄花をつける。花は白色。両性花は子房にかぎ状毛が密生する。雄花は子房がないため小さく目立たない。果実はかぎ状刺毛が密生する。
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ハエドクソウ（蝿毒草）
ハエドクソウ（蝿毒草）
ハエドクソウ科 ハエドクソウ属
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雄 橋
雄 橋
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ウリノキ
ウリノキ
花期の5～6月には、花弁は長さ3～3.5㎝の線形で6個あり、強く反り返り、葯は黄色で細長い等特徴的であった。核果は長さ７～８㎜の楕円球形で熟すと藍色になる。
花期の5～6月には、花弁は長さ3～3.5㎝の線形で6個あり、強く反り返り、葯は黄色で細長い等特徴的であった。核果は長さ７～８㎜の楕円球形で熟すと藍色になる。
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編集中に古いメモリーからこんな写真が見つかった。記憶にないが、名前が付いているのでそうなんだろうと思う。
編集中に古いメモリーからこんな写真が見つかった。記憶にないが、名前が付いているのでそうなんだろうと思う。
ハナイカダ（花筏）
ハナイカダ（花筏）
ハナイカダ科 ハナイカダ属
07.08-2007
2007.と言えば花行動初年度のこと、その.07.08と言えば上帝釈峡を初めて訪れた日。
2007.と言えば花行動初年度のこと、その.07.08と言えば上帝釈峡を初めて訪れた日。
雌雄異株。花は淡緑色で、花弁は3-4枚。花期は４～５月。葉の中央に１～２個（雌花）または数個（雄花）の花を付ける。秋になる果実は黒い液果で種子を２～４個含む。この液果は甘味があり食べられる。（写真のものは果実が3個付いているものもあるが、雌株なのだろうと思う）花は、本来は一つの枝の先端に生殖用の葉が集まったものであり、芽の出来る位置に作られる。この植物の場合、進化的には花序は葉腋出たものだが、その軸が葉の主脈と癒合したためにこの形になったと考えられる。 名は、花の載った葉を筏に見立てたことによる。
雌雄異株。花は淡緑色で、花弁は3-4枚。花期は４～５月。葉の中央に１～２個（雌花）または数個（雄花）の花を付ける。秋になる果実は黒い液果で種子を２～４個含む。この液果は甘味があり食べられる。（写真のものは果実が3個付いているものもあるが、雌株なのだろうと思う）花は、本来は一つの枝の先端に生殖用の葉が集まったものであり、芽の出来る位置に作られる。この植物の場合、進化的には花序は葉腋出たものだが、その軸が葉の主脈と癒合したためにこの形になったと考えられる。 名は、花の載った葉を筏に見立てたことによる。
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ダイコンソウ
ダイコンソウ
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ヤブカンゾウ
ヤブカンゾウ
花期は7〜8月。
花期は7〜8月。
全国の道端や土手、林縁等に生える。
全国の道端や土手、林縁等に生える。
葉は長さ40〜60㎝の広線形。花茎は高さ80〜100㎝になり、径8㎝の橙赤色の花を数個付ける。花は雄しべと雌しべが弁化して八重咲きになり結実しない。完全に弁化していない雄しべも混じっている。有史以前に中国から帰化したと考えられている。
葉は長さ40〜60㎝の広線形。花茎は高さ80〜100㎝になり、径8㎝の橙赤色の花を数個付ける。花は雄しべと雌しべが弁化して八重咲きになり結実しない。完全に弁化していない雄しべも混じっている。有史以前に中国から帰化したと考えられている。
ヤブカンゾウ（藪萱草）
ヤブカンゾウ（藪萱草）
ツ゚ルポラン科 ワスレグサ属
参考 ☜
参考 ☜
07.14-2021
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カマツカ（鎌柄）
カマツカ（鎌柄）
バラ科 カマツカ属
07.14-2021
07.14-2021
見えるのはカマツカの枝だが、橋から手が届かない所にあるために、スマホのカメラで撮るとこの写真で限界。花時に今年初めて確認したが、今回はナシ状の小さな果実を付けていた。10～11月に赤く熟す。
見えるのはカマツカの枝だが、橋から手が届かない所にあるために、スマホのカメラで撮るとこの写真で限界。花時に今年初めて確認したが、今回はナシ状の小さな果実を付けていた。10～11月に赤く熟す。
断魚渓
断魚渓
003-上帝釈7月-2 断魚渓 .mp4映像 断魚渓
映像 断魚渓
数日続いた大雨で増水した断魚渓
数日続いた大雨で増水した断魚渓
07.14-2021
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オオバギボウシ
オオバギボウシ
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覚えに
覚えに
何 ミヤマナルコユリ？
何 ミヤマナルコユリ？
オオキヌタソウ
オオキヌタソウ
この位置で見たのは初めて
この位置で見たのは初めて
ダイコンソウ
ダイコンソウ
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トンネルの先は養魚場
トンネルの先は養魚場
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バショウ
バショウ
中国が原産といわれている。
中国が原産といわれている。
花や果実はバナナに似ているが、食用には不適。琉球諸島では昔から葉鞘の繊維で芭蕉布を織り、衣料などに利用していた。
花や果実はバナナに似ているが、食用には不適。琉球諸島では昔から葉鞘の繊維で芭蕉布を織り、衣料などに利用していた。
主に観賞用として用いられる。
主に観賞用として用いられる。
バショウ（芭蕉）
バショウ（芭蕉）
バショウ科 バショウ属
07.14-2021
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オニグルミ
オニグルミ
全国に広く分布する。
全国に広く分布する。
果実は核果状の堅果で長さ3～4㎝の卵球状をしており、堅果の周囲を肥大して肉質になった花床が包み、10月頃に熟す。花床を剥いた中にある種子は食用になる。
果実は核果状の堅果で長さ3～4㎝の卵球状をしており、堅果の周囲を肥大して肉質になった花床が包み、10月頃に熟す。花床を剥いた中にある種子は食用になる。
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折り返し
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お し ま い
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