下帝釈峡の植物

～神龍湖を歩く～

５月　ジュウニヒトエが咲く頃　　

2020.05.14　　2020.05.22

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❀　　❀　下帝釈峡（神竜湖）❀　　❀

花茎は、高さ8〜15㎝になり、直径2〜2.5㎝の黄色の頭花を1〜3個つける。総苞は長さ0.8〜1㎝の円柱形。内片は1列に並び、外片は小さい。別名【イワニガナ】。こちらで辞典に載っている場合もある。

ジシバリ（地縛り）

キク科ニガナ属

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　これは最近帰化し市街地などで見られるようになった別種と思われる。実際のヒメフウロは、伊吹山や四国の一部の山でしか見られない。

ヒメフウロ（姫風露）？

フウロソウ科フウロソウ属

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今年は多くの株に出会うことが出来た。

ジュウニヒトエ（十二単）

シソ科キランソウ属

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　花期は４～５月で、終わりに近いころのもの。花も傷んでいるものが多い。

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　前回偶然に花を見つけたものと同株。

ヒョウタンボク(瓢箪木)

スイカズラ科スイカズラ属

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果実は液果で、長さ1〜1.5㎝の楕円形。6月に赤く熟す。

ウグイスカグラ（鶯神楽）

スイカズラ科スイカズラ属

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橋

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検索中葉がハート形で、カエデ属の〝ヒトツバカエデ〟に似るが、

「花穂が直立して付く」とある。これ、垂れている。

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　種子が発生しないので、分布の広がりは人為的に行われたもの。人家近くに多い。

シャガ（射干）

アヤメ科アヤメ属

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テンナンショウ属 ➀

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矢不立城址

トンネル工事は放置のまま通行止め。

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　葉は心形で、普通は二つ付ける。花は小さくて、地際に下向きに咲く。花の構造などの特徴からカンアオイ属と区別して別属とする文献もある。

フタバアオイ（双葉葵）

ウマノスズクサ科　カンアオイ属　

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ホタルカズラ

　茎の上部の葉の付け根に青紫色の鮮やかな花を付ける。花冠は径15～18 ㎜、裂片には白い5本の稜がある。花期は4～5月。

ホタルカズラ（蛍葛）

ムラサキ科　ムラサキ属　

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　バイカイカリソウとトキワイカリソウの交雑種とされている。花は白色で距がない。

オオバイカイカリソウ（大梅花錨草）

メギ科　イカリソウ属

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　花期は6～7月。茎先の上部に集散花序を出し、10数個の花を付ける。花柄は太く、2～3回二又に分枝し、萼筒は半球形で長毛が生える。花冠は杯形で、径2～3.5㎜、白色で先は4裂し、ごく短い筒部がある。

クルマムグラ（車葎）

アカネ科　ヤエムグラ属

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ヤマハコベ

　山地や谷沿いの湿地生える。茎は地を這い、上部は斜上し20〜40㎝。葉は黄緑色で対生し、広卵形で長さ1〜3.5㎝。

　基部はやや心形。表面は無毛。裏面脈上に微毛がある。上部葉腋から有毛の柄をだし、径1〜1.5㎝の白花を開く。花弁5個は深く切れ込み、10弁に見える。花期は5〜7月。

ヤマハコベ（山繁縷）

ナデシコ科　ハコベ属

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花後、開花していない部分から地上を這う走出茎を出す。

ラショウモンカズラ（羅生門葛）

シソ科　ラショウモンカズラ属

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003　下帝釈峡5月-1　ヤマブキ　.mp4

映像　ヤマブキ

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ウリノキ（瓜の木）蕾

ミズキ科　ウリノキ属

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　葉腋からでた集散花序に白い花が付く。花弁は6〜8個、長さ3〜3.5㎝の線形で外側に強く巻く。雄しべは6〜8個、長さ3㎝。葯は黄色で花糸とほぼ同長。花柱は1個、雄しべより長い。

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　花期は5～6月。枝先に狭い円錐花序を出し、やや下向きに白色の多数の花を付ける。花柄は細い。萼筒は径2㎜の半球形。花弁は5個。雄しべは10個あり、花糸は長さが不ぞろいで、両側に翼状に広がり、翼の先端は広がってとがる。花柱は3～4個ある。

ヒメウツギ（姫空木）

アジサイ科　ウツギ属　

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　枝先の葉腋から花柄を出し、小型の花を長い穂状に付ける。雄花では球状の萼は3裂し、雄しべは多数で束生する。雌花では2個の棒状体と1個の雌しべがある。花期は3〜4月。

ヤマアイ（山藍）

トウダイグサ科　ヤマアイ属　

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　花期は5～7月。茎先に円錐花序を付け、小さい両性花を多数付ける。花被片は白色で6個、長楕円形で幅は狭く、平開する。雄しべは6個あり、花被片より短い。雌しべの花柱は長さ0.5～1㎜で、柱頭は丸いか、わずかに3裂する。

ユキザサ（雪笹）

キジカクシ科　マイヅルソウ属　

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ヤマブキソウの大群生

　花期は4～6月。上部の葉腋に長さ4～6㎝の花柄を待つ黄色い花をふつう1個（まれに2個）付ける。緑色の萼片は長さ15～17㎜で2個あり、開花直前に落ちる。花弁は4枚で長さ2～2.5㎝。雄しべは多数。花柱は短く、柱頭は2裂する。

ヤマブキソウ（山吹草）

ケシ科　ヤマブキソウ属　

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イブキシモツケ

　石灰岩地の崖などに多い。樹高１～1.5m。　幹はよく分枝する。

　葉は互生、葉身は卵形～菱形状長楕円形、葉縁は鋸歯、しばしば3浅裂。

イブキシモツケ（伊吹下野）

バラ科　シモツケ属

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　葉の質は硬く、葉脈は裏面で隆起し、毛を密生する。

短枝の先端に径３㎝の散房花序を出し、白い小さな花を多数付ける。花の径は7㎜。花弁は５枚。

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オオツクバネウツギ（大衝羽根空木）

スイカズラ科　ツクバネウツギ属　

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ツリバナ

　花期は4～6月。花序は今年枝の普通葉の葉腋またはその下の低出葉の落下痕に付く。花序はよく分枝し、7〜31個の両性花を下垂させる。花柄は長さ2〜4㎜。花は白色、しばしば紫褐色を帯びる。

　萼裂片は半楕円形で径1.5㎜、花弁は円形ないし広楕円形で径3〜4㎜。雄しべは5個、花盤の上に付き、花糸はほとんどなく、葯は1室。子房はほとんどが花盤に埋もれ、花柱はほとんどない。花盤は5角形、淡黄緑色。

ツリバナ（吊り花）

ニシキギ科　ニシキギ属　

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　低山地から山地に普通に自生するが群生せず数は多くない。水はけがよく明るい環境を好み、林内よりも林縁、雑木林などに多い。樹高5～7m、稀に10mに達する。花は春から初夏に開花し白色で花弁は5枚、リンゴの花を小さくしたような形で短枝の先に20輪ほど付く。　

カマツカ（鎌柄）

バラ科　カマツカ属　

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テンナンショウ属 ➁

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おしまい

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